注目AIニュース 2025/11/9～ChatGPTグループチャット、Google Flows、Claude for Excel、全業務を可視化するScribe optimizeなど24選
注目AIニュース 2025/11/9～ChatGPTグループチャット、Google Flows、Claude for Excel、全業務を可視化するScribe optimizeなど24選
目次
- 1 1.OpenAI、ChatGPTに「グループチャット」機能を導入
- 2 2.OpenAI、GPT-5.1を公開し会話スタイルを8種類から選択可能に
- 3 3.GoogleのFlows、Googleworkspaceで無料で使えるワークフローツール
- 4 4.GoogleNotebookLMにDeepResearch機能を導入
- 5 5.GoogleMapsがAIで地図プロジェクトを自動生成可能に
- 6 6.Claude for Excelが使えるように！非常に分析力が高い
- 7 7.ElevenLabs、著名俳優や作家の「声」をAIで独占提供
- 8 8. WorldLabs、3D生成AI「Marble」を商用リリース
- 9 9.Replit、300以上のAIモデルをAPIキー不要で即利用可能に
- 10 10.Google、「Code Wiki」でGithubプロジェクトのドキュメントを自動生成
- 11 11.Scribe、AI投資効果を可視化する「Optimize」発表で評価額13億ドルに
- 12 12.ソフトバンクグループ会社、AIでコールセンターを代替へ
- 13 13.三菱UFJ銀行、OpenAIと戦略提携し「AI-Native企業」へ変革へ
- 14 14.LinkedInがAI搭載「PeopleSearch」を発表
- 15 15.Googleがショッピング向けのAI機能を大幅強化
- 16 16.Googleフォト、AI編集と検索機能を大幅強化
- 17 17.Meta、多言語自動音声認識システム「OmnilingualASR」を公開
- 18 18.Baidu、画像推論強化の新AIモデル「ERNIE-4.5-VL」公開
- 19 19.Weiboが超小型AI「VibeThinker-1.5B」を発表
- 20 20.Anthropic、米国AIインフラに500億ドル投資へ
- 21 21.Anysphereが5ヶ月で23億ドル規模の資金調達に成功
- 22 22.ドイツ裁判所、OpenAIに著作権違反判決
- 23 23.総務省、AIの信頼・安全性を評価するAIを開発
- 24 24.ChatGPTが「チャッピー」と呼ばれ始めた時期をX投稿から分析
1.OpenAI、ChatGPTに「グループチャット」機能を導入
・グループチャット機能が日韓台NZで先行公開
・旅行計画や資料作成を1～20人でAIと進める
・AIは会話の流れを読み取り必要なときだけサポート発言
https://openai.com/index/group-chats-in-chatgpt/
2.OpenAI、GPT-5.1を公開し会話スタイルを8種類から選択可能に
・GPT-5.1は「Instant」と「Thinking」の2種類で登場
・Friendlyなど8種の会話スタイルを選択できる新機能
・GPT-5系モデルへ自動移行、旧モデルは3カ月で廃止
https://fidjisimo.substack.com/p/moving-beyond-one-size-fits-all
https://www.theverge.com/news/802653/openai-gpt-5-1-upgrade-personality-presets
3.GoogleのFlows、Googleworkspaceで無料で使えるワークフローツール
・Google系サービスでワークフローが手軽に作成可能
・Gmail、フォーム、カレンダーなど連携も可能
・GeminiによるAI処理も可能なアルファ機能として提供
https://flows.workspace.google.com/
4.GoogleNotebookLMにDeepResearch機能を導入
・ウェブ自動検索でレポートを作成するDeep Research機能を導入
・調査スタイルはFast/Deepの2種類を選択可能
・SheetsやPDFなど多数のファイル形式に対応、画像は数週間以内
https://blog.google/technology/google-labs/notebooklm-deep-research-file-types/
5.GoogleMapsがAIで地図プロジェクトを自動生成可能に
・プロンプトから地図ツールを作成できる「builder agent」が登場
・Geminiで観光ルートや施設案内などを自動生成可能に
・開発者はローコード・ノーコードでプロジェクトを構築可能
6.Claude for Excelが使えるように！非常に分析力が高い
・Claude for ExcelがMaxユーザー向けに限定公開
・Excel上で統計分析やデータ検出などが可能
・グラフ画像操作やVBA実行などはClaudeでは不可
https://www.claude.com/ja-jp/claude-for-excel
7.ElevenLabs、著名俳優や作家の「声」をAIで独占提供
・著名俳優や作家の声をAIで再現し独占的に配信
・「ElevenReader」アプリで著名人の声による朗読体験
・商用利用には「Iconic Marketplace」を通じた契約が必要
https://elevenlabs.io/iconic-voices
8. WorldLabs、3D生成AI「Marble」を商用リリース
・テキストや画像から編集可能な3Dシーンを自動生成
・ゲーム制作やシミュレーション、AR/VR向けに活用可能
・物理一貫性のある世界の生成を実現、無料プランも提供
https://marble.worldlabs.ai/
https://techcrunch.com/2025/11/12/fei-fei-lis-world-labs-speeds-up-the-world-model-race-with-marble-its-first-commercial-product/
9.Replit、300以上のAIモデルをAPIキー不要で即利用可能に
・「Replit AI Integrations」でAPIキー不要に
・300種以上のAIモデルが即時利用可能
・エージェントがタスクに最適なAIモデルを自動選択
https://codezine.jp/news/detail/22541
10.Google、「Code Wiki」でGithubプロジェクトのドキュメントを自動生成
・リポジトリごとに自動更新される構造化Wikiを提供
・NotebookLMと同様の動画説明機能にも対応
・社内リポジトリ向けにも同様の仕組みをローカル提供予定
11.Scribe、AI投資効果を可視化する「Optimize」発表で評価額13億ドルに
・評価額13億ドル、AI投資効果を可視化する「Optimize」発表
・Scribe OptimizeはAIがガイドするWorkflow AI基盤
・AIプロジェクト失敗の背景から「可視化とマッピング」が重要
https://scribe.com/
https://scribe.com/library/optimize-announcement
12.ソフトバンクグループ会社、AIでコールセンターを代替へ
・ソフトバンク子会社Gen-AXが自律思考型AI「X-Ghost」提供
・Speech-to-Speech採用とAIによるリアルタイム監視を実装
・実証を経て一定規模のコンタクトセンターを持つ企業向けに販売
https://japan.cnet.com/article/35240276/
13.三菱UFJ銀行、OpenAIと戦略提携し「AI-Native企業」へ変革へ
・2026年から約3.5万人にChatGPT Enterpriseを展開
・グループ全体15万人対象にAI教育・人材育成を推進
・新ブランド「エムット」やAIコンシェルジュなどの新サービス創出
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2062808.html
14.LinkedInがAI搭載「PeopleSearch」を発表
・自然言語で人材を検索できるAI機能「People Search」を公開
・検索結果はネットワークと関連性を元にAIが順位付け
・米国プレミアム会員から導入開始、一般ユーザーへの展開も計画
https://www.theverge.com/news/819908/linkedin-ai-people-search-launch
15.Googleがショッピング向けのAI機能を大幅強化
・条件を指示するとAIが比較・購入提案、店舗への電話確認も
・「agentic checkout」で目標価格達成時の自動購入が可能
・まず米国市場で導入、おもちゃ、家電など今後拡大予定
https://blog.google/products/shopping/agentic-checkout-holiday-ai-shopping/
16.Googleフォト、AI編集と検索機能を大幅強化
・Help me edit機能がiOS対応、テキスト指示で画像編集
・ルネサンス風など写真のスタイル変換も可能に
・文章で検索できるAsk Photos機能が100カ国以上へ拡大
https://9to5google.com/2025/11/11/google-photos-help-me-edit-ios-nano-banana/
17.Meta、多言語自動音声認識システム「OmnilingualASR」を公開
・「Omnilingual ASR」は1600以上の言語をカバー
・少数のサンプルで未対応言語も追加可能な音声認識モデル群
・オープンソースで提供され商用利用含め自由に活用・改変可能
https://aidemos.atmeta.com/omnilingualasr
https://huggingface.co/datasets/facebook/omnilingual-asr-corpus
18.Baidu、画像推論強化の新AIモデル「ERNIE-4.5-VL」公開
・画像とテキストを統合処理するマルチモーダル思考モデル
・MoE構造で総パラ28B、実行時は3B活性化で高効率化
・オープンソースながらGPT-5並の画像認識力を持ち商用利用可能
https://huggingface.co/baidu/ERNIE-4.5-VL-28B-A3B-Thinking
19.Weiboが超小型AI「VibeThinker-1.5B」を発表
・超小型1.5Bながら数学・コード系タスクでClaudeなどを上回る
・低コストの追加学習（約7800ドル）で高性能を実現
・教師ありと強化学習の「SSP」が鍵、MITライセンスで公開
https://huggingface.co/WeiboAI/VibeThinker-1.5B
20.Anthropic、米国AIインフラに500億ドル投資へ
・米国で総額500億ドルのAIデータセンター建設を開始
・Fluidstackと協働し、テキサス・NY州で専用インフラ整備
・AI計算需要拡大に対応、クラウド依存度低下を目指す
https://www.anthropic.com/news/anthropic-invests-50-billion-in-american-ai-infrastructure
21.Anysphereが5ヶ月で23億ドル規模の資金調達に成功
・Cursorを運営するAnysphereが23億ドルを資金調達
・評価額は約293億ドルに、AccelやGoogleも戦略的参加
・新モデル「Composer」で外部LLMへの依存を削減
22.ドイツ裁判所、OpenAIに著作権違反判決
・ChatGPTがドイツ楽曲の歌詞を無断学習し著作権法違反と判断
・「保存していない」「利用者の責任」というOpenAIの主張は棄却
・AI開発者にも著作権法が適用される先例として影響の可能性
23.総務省、AIの信頼・安全性を評価するAIを開発
・総務省とNICTが生成AIの出力をチェックする「評価AI」を開発
・差別・プライバシー・犯罪助長などを評価基準として整備
・結果を公表しAI選定の指標に、信頼できるAI開発へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1507A0V11C25A1000000/
24.ChatGPTが「チャッピー」と呼ばれ始めた時期をX投稿から分析
・ChatGPTの愛称「チャッピー」が2025年1月約200件から9月8000件へ急増
・夏には一般的な呼称として定着、流行語大賞ノミネートも話題に
・擬人化・依存への懸念も登場し「実用派」と「雑談派」で分化
https://withnews.jp/article/f0251113000qq000000000000000W0je10701qq000028375A
最後までご覧いただいきありがとうございます✨
▼毎週の最新AIニュースはYouTubeでもご覧いただけます。
各ニュースについて詳しく説明して説明しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください！
【YouTubeチャンネル】リモートワーク研究所（登録18万人超）
ぜひチャンネル登録いただき一緒に学んでいきましょう
この記事の著者
池田朋弘（監修）
Workstyle Evolution代表。18万人超YouTuber＆著書『ChatGPT最強の仕事術』は4万部突破。
株式会社Workstyle Evolution代表取締役。YouTubeチャンネル「いけともch（チャンネル）」では、 AIエージェント時代の必須ノウハウ・スキルや、最新AIツールの活用法を独自のビジネス視点から解説し、 チャンネル登録数は18万人超（2025年7月時点）。
公式LINEで最新ニュースをゲット
最新のAIニュースを
毎週お届け
生成AIの業務別の
ビジネス活用シーン
がわかるAIチャット
過去のAIニュースから
事実を確認できる
何でもAI相談チャット
ニュース動画の
アーカイブ
